【撫順観光】雷峰号バスで11元!しかし瀋陽から時間は結構かかります・・・
イビスホテル付近の汚い蘭州牛肉面
3日目の朝食は、その辺の汚いラーメン屋で刀削麺を食べました。朝食には多いくらいの小碗7元です。ここが大当たりでした。
寡黙な店長がブスッとして麺を打っています。スープも出汁が効いていて最高でした。こういう「当たり」の店があるから汚い店入るのも楽しいのです。
撫順観光なら絶対「雷峰号」
この日は瀋陽北駅で、撫順行きの「雷峰号」乗り場へ向かいます。雷峰号は10分おきくらい出ているらしく、一人11元で撫順まで行ける格安のバスです。
ここで細かい1元がなく戸惑っていると、運転手が「100元にしろ」とか真顔で言ってきて怖かったです。一旦降りて飲み物を買い、お金をくずしてから再び乗りました。
撫順まではひたすら普通の街の景色です。他のサイトでチェックしてみると、撫順まで50分~90分など色々書いてありましたが、90分以上は確実にかかると感じました。
その日の交通事情によるとも思いますが、中国全体の都市に人と車が多くなり、それに比例して渋滞も増えてきているのではと思っております。
新しい撫順駅と旧撫順駅舎
多少予定が狂い、遅くなりましたが無事に撫順に到着です。
撫順の駅やその周辺も、もの凄い勢いで開発が進んでいます。
満州の頃に使っていた旧撫順駅の駅舎が近くに保存されているので行ってみたのですが、、、
もはや風前の灯でした。。。
新しい撫順駅の真横にあるのに、見つけるのに苦労するくらい消える寸前の雰囲気です。ギリギリ拝めて良かったです。
撫順市街地を抜けるとすぐに炭鉱の町へ
撫順からはタクシーで平頂山へ向かいます。15分くらいで着きます。満州時代に関東軍による虐殺事件があった場所です。
今回の旅で初めての満州関連の施設なので、好奇心と重たい気持ちの両方を抱えながら行ってきました。
その後、再びタクシーで15分くらいの撫順の露天炭鉱へ向かいます。
今回の撫順観光の目玉です。
満州時代には全盛期を迎えていた撫順の露天炭鉱を目にする時が近づいて、ワクワクが止まりません。
どちらも気軽にタクシーで行ける距離でした。途中途中バス停もありましたので、ガイドブックを見ればバスでも簡単に行けると思います。
しかし観光地というよりは、まさしく炭鉱の町と言った雰囲気で、炭鉱の周りには貧しそうな住人や古い家屋を多数見かけました。
そしてなんといっても空気の悪さに加え、炭鉱が近いからか砂塵のようなものが常に舞っているので、絶対にメガネやマスクが必要だと思いです。鼻くそや耳くそが真っ黒になりました。
本当はラストエンペラーの舞台ともなった監獄「撫順戦犯管理所旧址」にも行きたかったのですが、時間が予想以上に遅れていたので諦めました。
帰りも再び「雷峰号」に乗り、瀋陽駅まで行きます。そして夕方の時間は渋滞がすごいので、2時間以上はかかりました。それくらい交通状況が読めないので、撫順観光は、余裕を持って予定を組んだ方が良いと思います。
この日は、バスの乗車時間は寝ていましたし、それほど色々移動しなかったので多少はエネルギーを蓄えることが出来ました。
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