九・一八歴史博物館 瀋陽の柳条湖事件現場付近の線路沿いにあります
【九・一八歴史博物館】
移動:瀋陽都心部からタクシーで20分くらい
入館料:無料
柳条湖事件の現場
九・一八歴史博物館は、満州時代の南満州鉄道の柳条湖区間の現場ということで現在も瀋陽の都心部から少しだけ離れた線路沿いに位置しています。(本当の現場である線路は現在は立ち入り禁止になっています)
2012年にはTOPの写真のモニュメントである旧館は閉鎖され、新館が出来たようです。大変新しく現代的な外観です。外には日本軍が中国に爆破されたとアピールした時の爆破地点碑も展示されています。
新しくなった九・一八歴史博物館へ
ここは無料ということで、中国の学生などの若者が数多く詰めかけていました。日本人はいたのでしょうか?ちょっと見かけだけではわかりませんでした。
そしてこの施設もまさに新設×ハイクオリティ×無料=「中国が力を入れている」の法則が成り立ちます。その法則に当てはまる施設は全て反日施設なのですが。
私達は重い気持ちと、一日歩き回って疲れている体に鞭を入れて入場しました。
博物館の中は、映像やジオラマなどがハイテク技術を駆使して作られていました。
九・一八歴史博物館の全ての説明に、日本語解説もありました。施設はちょっとクオリティが高すぎて、意味不明な現代アートなども絡めているくらいです。
私は深い知識があるわけではないのですが、半分以上は事実だろうと感じ、戦争は人を狂わすということを再認識できました。よその国へ侵略して「王道楽土」などと主張している時点で、現代のイスラム国などと大きな変わりがないような気もします。
現在の日本を見ると考えられないのですが、100年も経っていない過去に、このような信じられないことがあったなんて、最後まではっきりとはイメージできませんでした。
反日の中国人は増えてほしくはありませんが、この歴史は絶対に忘れるべきではないと感じました。
誰もが重い気持ちになる博物館ですが、来てよかったという思いの方が強かったです。
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