撫順炭鉱「西露天鉱参観台」世界最大級の巨大露天炭鉱をタワーで一望!
【西露天鉱参観台】
移動:撫順駅からタクシーで20分くらい
入館料:60元
撫順炭鉱の周囲は工場や貧民街が多く、粗大ごみなどが捨てられている現場も目にします。中国らしいのかどうかはわかりませんが、異国感は味わえます。そして砂塵が舞っているので空気は最悪です。
撫順炭鉱の資料館
この撫順炭鉱を一望できる「西露天鉱参観台」にも厳しめの警備員がいました。「タバコは禁止」と戒められましたで、入口に入る前に吸っていると警備室から出てきて「早く行け!」と言ってきます。横柄すぎるので携帯灰皿を出してタバコをしまうと、今度は「それいいな」と笑顔で近づいてきます。ここも厳しいのか緩いのかよくわかりません。
まずは、タワー1階の資料館へ向かいます。ここには日本語がありません。何人か観光客が集まるとガイドさん説明をしているようです。だから早く行けと言われたのかもしれません。
もちろん言葉がわからないので単独行動で進みます。なんとなく写真と漢字で理解はできました。主には日本軍の侵略と炭鉱の説明です。
満州国にとっては大変貴重な資源となっていたようです。抗日軍に撫順炭鉱が襲撃されて、報復に平頂山事件を起こしたほどです。
石とかに詳しい人にとっては、専門知識が多いのでワクワクの場所だろうと思います。
世界最大級の露天掘り炭鉱!
最後にエレベーターで展望タワーへ上がっていきます。さすが世界最大級というだけあって壮大な景色を眺めることができました。
唯一文句を言わせていただけるならば、いやこれは仕方のないことなのかもしれませんが、「ガラスが汚い」。
砂塵が飛び交っているので汚れやすいとは思うのですが、東京タワーのように綺麗なガラスだったら、より感動できたと思います。
タワーから出ると次は参観広場へ向かいます。ここには往年の重機が並べられており、マニアにはたまらないだろうなと思いました。
展望タワーからの眺めも良かったですが、実際は広場からの方がよく見えます。土を運んでいるトラックなどもいて、撫順炭鉱が今でも現役で稼働している風景が見られます。
帰りには石炭を運んでいる雰囲気ある列車にも遭遇しました。
この日は大変すばらしいものを見れたのですが、炭鉱や工場が休みの日で、風のない日に来たかったです。耳と鼻の穴が真っ黒になりました。
一つ後悔したことが、撫順炭鉱の石で出来たお土産が売っていたのですが、忘れてしまったことです。買っておけば良かったと後から何度も思いました。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。