長春からハルビンまで高速鉄道で1時間!途中、奇跡の絶景スポットも!
長春からハルビンへ1時間!
2012年に開通した「哈大高速鉄道」のおかげでスムーズにハルビンへ行くことができます。以前の鈍行なら2~3時間はかかるみたいです。
ここで思わぬ絶景に遭遇します!
今までの電車移動では畑や廃虚などがポツポツとあるような景色が多く、特に珍しい景色はなかったのですが、この長春~ハルビンの区間では、
まさに満州の地平線といえる景色が待っています。
さらにたまたま夕方だったこともあり、その地平線で夕陽を見ることが出来たのが感動的でした。満州時代の代表的な軍歌【戦友】の「満州の夕陽」です。
しかしハルビンに近づくにつれ、再びビルやタワーマンションが目立つようになります。ここでふと思ったのですが、各都市タワーマンションだらけなのですが、まるで生活感がないのです。夜になっても電気の付いていない部屋がほとんどです。
人口の都市集中型に向けて先に建てているのでしょうか?それとも不動産バブルのせいでしょうか。とても不気味です。
旅の最終都市ハルビンに到着
<哈尓濱万達假日酒店>
ハルビン西駅にに到着後、市街地にあるホリデイインホテルまでは、タクシーで40分ほどかかりました。
ちょうど有名な観光スポット「中央大街」の入り口の真ん前にあり、アクセス抜群の快適ホテルでした。4つ星ホテルなのですが、日本だったらかなり高額になりそうなグレードでした。
<中央大街>
そしてチェックインすると目の前の中央大街へ繰り出します。そして想像以上に面白くありませんでした。
ここは帝政ロシア時代の建築物が多く残っています。しかしロシア人は全く見かけませんでした。土曜日ということで人でごった返していました。その多くが若者で、綺麗にライトアップされたデートスポットとなっています。
飲食店も安いファーストフードなどが多く、若者向けの観光地という感じです。疲れます。
そして、その辺のラーメンチェーンの店に入った時のこと、30代くらいの店長に「日本人は帰れ」と、まさかの入店拒否を受けました。
生まれて初めての人種差別を受け、驚きといらつきはありましたが、新鮮な感覚でもありました。
その後、他の店で蘭州牛肉面を食べるも、外観だけ綺麗なチェーン店は美味しくありません。綺麗な店で若者のアルバイトが料理を作っている様は、日本のチェーンレストランと変わらないと思いました。
思わぬ反日と不味いラーメンで、落ち込んでいましたが、ハルビンビールを飲んだらすっきり忘れることができました。
⇒ 次のページはハルビン一日観光です
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